カメラ(内視鏡検査)

胃がんの99%はピロリ菌が原因と言われており、その感染率は年々減少傾向にあるものの依然として約3500万人のピロリ菌感染者がいます。
ピロリ菌は幼少期に感染する事が多く、長年の刺激で胃炎になり、そこから胃がんが発生する事が明らかになっています。
ピロリ菌を早いうちに除菌する事で、胃がんにかかる確率を下げる事が可能です(国内では年間160万人の方が除菌を行っています)
またピロリ菌は胃・十二指腸潰瘍やマルトリンパ腫、血小板減少症や鉄欠乏性貧血、慢性じんましん等、様々な病気の原因になる事も明らかになっています。
ピロリ菌は自分だけでなく、お子さんやお孫さんにうつる可能性がある病気です。ご家族にうつさない為にもピロリ菌の治療が推奨されます。

ピロリ菌治療の問題点

~当院での取り組み~

当クリニックでは「日本ヘリコバクター学会所属のピロリ菌感染症認定医」が患者さんに合った適切な検査や治療方法で除菌治療を行っております。

ピロリ菌迅速検査(感染および除菌判定)

通常ピロリ菌を調べる場合、結果が出るまで約1週間かかります。
当クリニックは県内でも数少ない迅速検査装置を有しており、僅か30分で結果が出ます。
空腹時であればいつでも検査が可能です(午前の場合は朝食抜き、午後であれば昼食抜きでご来院ください)
※保険上、ピロリ菌検査は過去1年以内に胃カメラ検査を行っていることが必要です。
胃カメラ検査とピロリ菌検査を同時に行うことも可能です。
胃カメラをインターネットやお電話で予約された場合、当日ピロリ菌の検査を追加することも可能ですのでお気軽にご相談ください。

偽陰性

過去に一度ピロリ菌陰性と言われたのに、数年後に今度は陽性と言われて戸惑う方がおられます。
これは新たにピロリ菌に感染したのではなく、最初の検査結果が間違っていた可能性があります。
いわゆる偽陰性と言われるもので、数%の確率で起こります。
当クリニックでは過去の検査結果や処方薬の種類、胃カメラの検査結果等を考慮し、偽陰性を極力起こさないような方法で検査を行っております。

ペニシリンアレルギー

除菌治療は抗生物質を用い治療する方法です。
ペニシリンアレルギーのある方は通常の除菌治療は行えず、お困りの方もおられると思います。
当クリニックではペニシリンアレルギーの方への除菌治療も行っております(自由診療)

3次除菌

除菌治療は初回および2回目で約98%の方が除菌に成功しますが、まれに失敗する事があります。
理由は耐性菌のためです。2回目も失敗しお困りの方もおられると思います。
当クリニックでは2次除菌を失敗した方への3次除菌も行っております(自由診療)

胃カメラ

胃カメラでは組織生検(粘膜の一部を小さく採取)を行い、組織が良性か悪性かを顕微鏡で調べる検査やピロリ菌を調べることができます。

上部内視鏡検査(検査のみ)約3,500円 ※鎮静剤を使用した検査は+1,000円
病理組織検査
(個数・部位によって異なります)
約4,000円〜7,500円
ピロリ菌検査約2,000円

1割負担の方は上記の3分の1程度、2割負担の方は3分の2程度です。
上記の検査料金には初診・再診料は含まれておりません。

予約方法:インターネット、お電話、クリニックで予約後の流れ

午前

胃カメラ

検査前日

検査前日は、18時までに夕食を済ませて下さい。
(18時以降も水分の摂取は可能ですが、固形物の摂取は避けて下さい)

検査当日

朝8時まで水分の摂取は可能です。8時以降の飲食は出来ません。
※高血圧や抗血栓薬(血液を固まりにくくする薬)を処方されている方は通常通り服用して下さい。糖尿病のお薬は服用しないで下さい。
予約時間の20分前までに来院して下さい。

検査終了後

検査後1時間は飲食出来ません。
(生検を受けられた方は2時間)

午後

胃カメラ

検査前日

査前日は、通常通り生活して下さい。

検査当日

朝8時まで食事を済ませて下さい。(8時~14時まで水分の摂取は可能ですが、固形物の摂取は避けて下さい)
※高血圧や抗血栓薬(血液を固まりにくくする薬)を処方されている方は、通常通り服用して下さい。糖尿病の薬は服用しないで下さい。
予約時間の20分前までに来院して下さい。

検査終了後

検査後1時間は飲食出来ません。
(生検を受けられた方は2時間)

[ 休診日 ]水曜午後・土曜午後・日曜・祝日  内視鏡検査日となります。一般診察は行っておりません。
健康保険について 受診の際は、必ず健康保険証をお持ちください。保険証がない場合、自費での診療になりますのでご注意ください。

24時間ご予約を受付おります。
詳しくは下記リンクをクリックして『予約システム』ページをご覧ください。

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